もう一つ先の明かりまで 【起業家メンタルマネジメント】

“努力するのはカッコ悪い”とか、“成功するのに努力はいりません”とか、いろいろ言う人はいる。

でも、他に成功する方法を知らないなら、嫌でもやるしかないんじゃないかって・・・俺は思うんだな。

大体、そういうのを言ってる人は、今までさんざん努力してきた末にそういう境地に行きついてる人が多いから。

何にもしないで、受け売りの知識で頭でっかちになってるのとはワケが違うんだ。

特に俺みたいな無知で不器用な人間は、体験を通してしかそんなすごい技は身に付けられない。

不器用なヤツは不器用なりに突破口を開かなきゃいけないんだよね。

スマートでも何でもなく、しぶとくあきらめない

実際、起業した当時なんて大変だった。

最初は今みたいに販売員専門の派遣ってわけじゃなく、ある人の推薦でレストランやホテルの配膳スタッフの派遣事業からスタートしたんだけどね。

もう、経験も知識も無ければ、金もコネもない。

その上、事前準備もない状態でね。

単に勢いだけ(苦笑)

起業すること自体ナメてましたよ。今から考えればホントおそろしい;

よく始めたもんだよ。あの状態で。

おかげで始めてから3カ月間の売上はゼロ。

おまけに当時はお金の使い方もわかってなかったんで、もうホントあっという間に資本金は底尽きかけてた。

一応自分では頑張って営業はしてたんですよ。

でもね、舐めてるんですよ。

これまで資本金なんて大きなお金持ったことなかったから。

どっか余裕ぶっこいてるんだよね。

で、いよいよ「このままだとあと1カ月で潰れる」ってとこになって・・・

そこで、ようやく必死になったって感じでしたね。(おせー 苦笑)

そこからはもう猛烈に営業しましたよ。

朝一から家の電話でテレアポをガンガンかけまくって、夜まで飛び込み営業。

当時は他にやり方知らなかったからね。

ひたすらこれの繰り返し。

でも、なかなか契約はとれない;

そうこうするうちに月末が近づいてきてね。

毎日夕日で暗くなっていく空を見るたびに、「あ~、もう無理かなぁ~?」って思いながらも「あと一件だけ」って自分に言い聞かせてやってましたね。

そうしたらある日奇跡が起こったんだよね。

その日ももう陽が沈んで、一日中歩き回ったんだけど一つもいい当たりがなかったんだな。

でも、川向うの対岸に明かりが見えてね。

くたびれてるけど「あと一件、あのホテルまでは営業にいこう」って足伸ばしたんだよね。

そしたら、そこで即決で契約が取れてね。

それも一発逆転満塁ホームラン級のデカい契約が。

もうハンパなく嬉しかったですね~。

商談の後、ホテル出たところでガッツポーズしてましたもん(笑)

あの興奮は、10年経ってもまだはっきり覚えてますよ。

あきらめそうになっても、しぶとくもう一歩。

綺麗でも、スマートでも何でもない。

でも、この凡人の最後の一歩の積み重ねが千里につながっているんじゃないかって思うんだよね。

初めての事するのに、失敗せずに成功するなんてことはない。

特に、俺みたいな凡人は綺麗ごとだけ言ってても上手くいかないですからね。

カッコいい技習得するまでは、泥臭く「一歩先まで」。

こういうのも時に必要ですよ。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。販売員を派遣するセールスプロモーション会社の経営と販売研修講師や接客実践指導、売場コンサルティングを全国で展開中。
無類の音楽好き。趣味は楽器を弾くこととバス釣り、読書、映画鑑賞。このブログでは、仕事や趣味などから日々気付かされることを書いていきたいと思います。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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