いよいよ本物の時代がくる

実はこのところ、日常の業務を進めていく中で時代(社会)が大きく変わってきてるなっていうのをすごく肌で感じてます。

とくに昨年の後半あたりから、その変化のスピードがますます加速しているような気がしています。

どういう風に変わってきているかって?

うん、一言でいうと・・・

いよいよ『本物の時代』がくるかなってこと。

理由は・・・

まず、昨年あたりから求職者がぐんと少なくなったってこと。

ウチは派遣業だからこのあたりはすごく敏感なんです。

全体的に人が働かないんだ。

働かない人でも生活保護とかが充実してるからね、今は。

それにちょっと賢い人はネットで自分で小遣いくらいは稼げるようになってるし。

また、今は大安定と言われた公務員も先がおぼつかないし、大手企業に入ってもポストに空きがない限り若い人はなかなか上に上がれないっていうのもあると思う。

それじゃあ、ちょっとできる人間は自分で起業した方が早いって考えにもなるしね。

またいざ仕事を探しても魅力的な企業が少ないってのも事実。

だから、打算的にお金や休みの多さだけで判断して、条件のいいところばかりに応募が集中する傾向にある。

適性ややりがい(生きがい)、仕事の内容なんて二の次三の次。

ただ、それでも教育システムが完璧ならば問題ないかもしれないけど、条件だけで集めた烏合の衆じゃ簡単には強い会社は作れないと思うんだな。

働くことの意義が問われる時代

次に、ウチの派遣業界の話になるけど、今年の秋からまた派遣法が改正される。(やれやれ、もういい加減うんざり)

ややこしいので簡単に言うと、派遣会社はいままで一般労働者派遣と特定労働者派遣の二つの種類があった。

一般労働者派遣は俗にいう登録制。

求職者は随時働くわけじゃないけど、登録しておいて条件に合う仕事がきたら契約をして勤務するってやつ。

それに比べて、特定労働者派遣は派遣会社がその業務専門に雇用している社員やアルバイトを派遣するってもの。

そして、その特定労働者派遣がこの秋廃止されることになった。

正直、この改正で認可(許可)がなくなるわけだから、潰れる派遣会社はたくさん出てくると思う。

そして、同時に「派遣=その業種のプロ」という公式も成り立たなくなってくるんじゃないかと。

だって、『専門に随時働いている人間』じゃなく、『ただ自分の働く条件が合った人間』が派遣されてくるわけだから。

極端な言い方になるけど、今後派遣会社に登録に来る人は暇な時だけ働きたい人や基本的に仕事に情熱を持たない人の集まりになりかねない。

そうなると益々派遣会社の魅力やステイタス(社会評価)はガタ落ちになることは想像に難くない。

ウチはずっとこの(無くなる)特定労働者派遣でやってきた。

正直、一般労働者派遣の許認可を取りたくても、数千万というお金が必要でそんなお金がなかったのもある。

でも、自慢じゃないが、「クレーム・トラブルがない」「業績が上がった」と売場やクライアントから評価を受けてきたのは、この特定労働者派遣で固定メンバーで専門性を持ってやってきたからだと思っている。

また、近く社会保障税番号制度というのが始まる。

国民一人ひとりに番号が打たれ税法上厳しく見るためだけど、副業をしている人や扶養家族に入っている人は制限がきつくなって、働いても税金をたくさん払うだけだからと過剰に敏感になって余計に働かないようになる事が考えられるんだよね。

強い企業と弱い企業の二極化がはじまる

話は長くなったけど、結局何が言いたいのかというと、働く意欲の低い集団(企業)が多くなるってことが予想されるってこと。

それによって、人も企業もはっきり『本物』かどうかがわかるようになる。

いくらホームページがカッコよくて、いいことを書いていても、真実が筒抜けの個人メディアも発達してきてるし、第一『生の現場』は誤魔化せない。

お客さんは見てるから、それを。

今、ウチの会社でも新規で依頼にこられるお客様の大半が「以前の取引先(派遣会社)は問題が多い」、「専門性のないところではダメ」という理由が多いんだ。

それも昨年の後半から急激に増加してきている。

そう言うのを総体的に見ても、今後は個人の働く意義、企業の理念、会社の方向性・・・そういうのが社会での生き残りや発展に大きく影響してくると思わざるを得ないんだよね。

ということで、ウチも今秋から特定労働者派遣廃止に伴って派遣業から業務委託請負業に転身します。(内容は今までどおり)

これによってやむなく取引がなくなるメーカー様も出てくるかもしれませんが・・・でも、ピンチはチャンス!

考えようによってはこれぞ小さい会社が唯一下剋上できる絶好の機会かなと。

せっかくなんで、この機にこの先どんな波が来ても乗り切れる「本物」の会社づくりを徹底したいなと思っています。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。販売員を派遣するセールスプロモーション会社の経営と販売研修講師や接客実践指導、売場コンサルティングを全国で展開中。
無類の音楽好き。趣味は楽器を弾くこととバス釣り、読書、映画鑑賞。このブログでは、仕事や趣味などから日々気付かされることを書いていきたいと思います。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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