八方美人は嫌われる

人間、食べないと死ぬ。だから、生きていると誰でも食べるという行為は避けられない。

そのため昔から食品に携わる仕事は食いっぱぐれがないとされてきた。

ただ、そういう経緯もあってか、食品のプロモーションに携わっているといまだにターゲットが不明確なメーカーが多い。 特に中小は。

要は、売りたい商品のターゲット(対象)が『食をする人全員』になっているわけ。

世の中に同品種も類似品も全くなければ、宣伝次第でそれでも売れるかもしれない。(今の時代、他にないものを売るのは結構難しいんだけど)

でも、同品種も類似品も山ほどある中から選んでもらいたいなら、いくら食品とはいえ、それではやはり厳しい;

ビジネスでも八方美人は嫌われるんだ。

あなたも誰にでもいい顔をしたり、人によって調子を合わせる二枚舌みたいな人って嫌でしょ?

「あなたも好きです。あなたも。そしてあなたも。」・・・

そんな奴のこと好き?(苦笑)

でも、ビジネスになるとこういうって人結構いるんだよな。

何を隠そう以前の俺もそうだったんだ(苦笑)

たとえば店頭販売のジャンルでもいろんなものがあってね。

食品もあれば、日用品もある。

もちろん化粧品や家電製品もある。

そんなにいろいろあるのに、どのカテゴリーの販売においても「得意です」「できます」なんて言ってるんだよ。

怪しいでしょ?(笑)

でも、正直起業当時はちょっとでも仕事が欲しかったんで、こんな感じで何にでもいい顔してたんだよね。

要は不安だったんだ。

ただ、増えないんだな。それじゃあ。

たとえ仕事が増えたとしても、利益が薄いんだ。

いわゆる安売りになっちゃうんだよ。

結局、俺なんて死ぬほど忙しいけど全然儲からないっていう状態にハマったんだ。

もう、最悪よ。

だいたい、「仕事が欲しいから」「選んでほしいから」って、それ単なる自分の都合でしょ?

自分の都合にために何でもいいからお金払えって言ってんだよ、八方美人って。

そりゃ、嫌われるよ。

信用性もない。

高く売れるワケもない。

だから、ターゲットもカテゴリーも商品も、得意なもの、好きなものに絞った方がいい。

専門化(特化)して絞るってこと。

そうすると価値が上がって高く売れる。

だって、プロ化するってことだからね。

まあ、最初は勇気が要るけど・・・。

でも、お客さんとは相思相愛の関係になるし、ノウハウもたまりやすい。

効果的な販促もしやすいし、媒体も選びやすい。

おまけに無理もなく、ストレスもない。

そして、上手くブランド化すれば、唯一無二の存在になって業界からも注目されるし、口コミや紹介が増える。

こうなるともう、ただただカッコいい存在になるんだ。

カッコいいから、媚を売らなくてもお客さんの方からやってくる。

同じ商売していても全然違ってくるんだな。

とにかく、人から支持される(選ばれる)存在になりたかったら、不動の軸を持たなきゃね。

特にあなたがストレスなく自分らしく生きたい人ならね。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。
関西で販売員を派遣するセールスプロモーション業務を運営する一方、販売研修や管理職研修、接客実践指導、起業家コンサルティングを全国で展開中。

食品、日用品など数百社1,000アイテム以上のプロモーションに携わり、その中には無名メーカーの商品をわずか1年半で全国シェアNo.1にするなど実績は多数あり。また、女性スタッフを専門とした育成管理歴は20年にのぼり、カリスマ販売員・女性リーダーを多数輩出する。

趣味は楽器(ベース)を弾くこととルアー・フライフィッシング、読書、映画鑑賞。

このブログでは、販売やマネジメントに役立つ情報や日常からいろいろ気付かされることを書いていきたいと思います。
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。
久野 和人

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