例外 【起業からの気づき】

会社というものはどこも独自のルールがある。

それぞれの「許される幅」というものがあるんだな。

簡単な例でいうと、

求職者の年齢は何歳から何歳までとか、

一般社員の給与はいくらからいくらまでとか・・・、

もう少し細かく突っ込んでいくと、

材料費はいくら以内のもので作るとか、

校正は何回まで受けるとか、

決裁権のある担当者でないと取引しないとか・・・。

これは存続年数が長い企業になればなるほど意味を持ったものになっている。

要するに、その会社が健全に運営されるために必要な「経験が生んだ幅」なんだな。

そして、ウチもご多分に漏れず、この10年が生んだ「許される幅」がある。

これを死守するために、私はよく「(幅からはみ出す)例外を作るな!」と社員さんにいうが・・・、

これが意外と難しい。

だいたい例外というのは、「楽をしたい」とか「ズルをしたい」、はたまた「要領をかまして儲けたい」といったスケベ心から始まることが多い。

まあ、ほとんどの人間はスケベだからね。

普通の人は誘惑に負けて、ついつい例外(楽な方)に手を出してしまうワケだ。 どう?]

でも、一旦この例外に手を付けると大変。

“手を抜くための逃げ道”が、気付けば蟻地獄になってたりするんだな。

だいたいにおいて、例外というのは美しく魅力的に見えるもの。
「わけあり」とか「特別」とか「希少性」とか「一回だけ」とか・・・、もう麻薬なワケ(笑)

これに翻弄されないというのは、一種“徳の高い修行”のようなものだよ。

まあ、例外を作るなら、今までのものを壊してまで「それと心中できるか」ってちゃんと考えた方がいい。

「できる」っていうなら、今度はそれが例外じゃなくて“新しい幅”になるから。

ただ、深く考えずにうかつに手を出すと痛い目に合うからくれぐれもご用心を。

行きはよいよい、帰りは恐い。

綺麗に見える道でも、実は二度と日の当たる場所に戻れない所に通じているってこともあるからね。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。販売員を派遣するセールスプロモーション会社の経営と販売研修講師や接客実践指導、売場コンサルティングを全国で展開中。
無類の音楽好き。趣味は楽器を弾くこととバス釣り、読書、映画鑑賞。このブログでは、仕事や趣味などから日々気付かされることを書いていきたいと思います。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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