寝かせる技術と遊び心と72点 それが大人の魅力

つい最近、久々に聴いてシビれた音楽がある。

それは、寺尾聡さんのアルバム『Re-Cool Reflection』。

僕の年代なら誰もが知っているあの空前の大ヒット曲「ルビーの指輪」を含むアルバム『Reflection』。

それをごそっと全曲新バージョンにアレンジして発表したものがそれだ。

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まず、何と言っても新バージョンのアレンジが素晴らしい。

全曲、名アレンジャー井上鑑の魔法で原曲の3倍増しくらいにカッコよくなっている。

さらに、その上参加しているミュージシャンの顔ぶれがスゴイ。

お馴染の日本のトップスタジオミュージシャン、今剛、高水健二、山本拓夫のほかに、ヴィニー・カリウタ、アレックス・アクーニャといったそうそうたる実力派のメンツがこぞって腕をふるって演奏してるのが聴ける。

そして、それを受けて立つメインの寺尾聡さんが何と言ってもカッコいい。

大人の余裕やブレない個性、そして”色気”、”器”を感じさせる。

これだけのメンツに囲まれていても、しっかり中心にいるんだよね。

全然担がれてない。

・・・というか、寺尾さんを中心に他のメンツが吸い寄せられているのがわかる。

なんでこんな風になるんだろうと僕なりに考えてみたんだけど、

きっと寺尾さんは音楽に対する距離感がすごくいいんじゃないかと思う。

近すぎず遠すぎず。

全体がバランスよく見渡せる位置に立つ。

それでいて”自分”を持っている。

だから、達観できるっていうか、そういう感性を持っているんじゃないかなと。

何十年もノータッチで寝かせていた曲に新鮮さを覚え、同窓会のような気分でいながら、一方で新たに強力なテクニックを持ったミュージシャン達も取り込んで化学反応を楽しむ。

それでいて完璧主義なんてどこ吹く風、72点くらいが男の美学とばかりに等身大の自分を表現する。

そういう、これぞ大人という感じがこのアルバムには詰まっています。

興味のある人は是非一度聴いてみてもらいたいですね。

まあ、いろいろ書きましたが、これだけこのアルバムからいろんな魅力を感じるということは、たぶんこれがこれから先の僕にとって非常に重要な要素だからなんじゃないかと。

寝かせる技術と遊び心と72点。

非常にセンスの問われる感覚ですが、50代半ばでしっかり身に着けたいなと思います。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。販売員を派遣するセールスプロモーション会社の経営と販売研修講師や接客実践指導、売場コンサルティングを全国で展開中。
無類の音楽好き。趣味は楽器を弾くこととバス釣り、読書、映画鑑賞。このブログでは、仕事や趣味などから日々気付かされることを書いていきたいと思います。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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