ダメな試食販売パターン◎これだけはやってはいけないNG例

先日は『試食販売のメリット』についていくつか書いてみましたが、逆に「試食販売でこれだけはやってはいけない」パターンも書いてみたいと思います。

それは、ズバリ。

放置状態にした食べ放題試食です。

いわゆる試食品を作って売場にただ放置状態で置いておくというやり方のこと。

または、販売員を立たせていても、ただ試食を作って置いているだけでほとんど接客しないというのもこれに当たります。

これで売れるのは安売りしている商品、

もしくは単価の安い商品だけです。

(特別企画の物産展で滅多に入荷されない商品などは別)

それ以外は味見という大義名分で食い荒らされるだけとなります。

これはお客様が悪いのではありません。

そういうお客様を作って(育てて)いってしまっている企画者側の責任です。

誰だって美味しいものが目の前にあって、放置状態で自由に食べ放題となっていたら食べます。

ただ、その場合『購入判断としての味見』ではありません。

単なる空腹を満たすため、もしくは興味本位が理由です。

そのほとんどが売り上げにつながりませんし、

もっと言うと、記憶にすら残りません。

なぜなら、人間は全くの無警戒状態で目的もなく、意識もしていないものに対して集中したり注意を払うことはしないからです。

上記のようなやり方で売れていたのは、バブルの頃まで。

少し前まではスーパーで試食の常連だった大手企業数社がどんどん試食を売場に盛って食べてもらうやり方をしていましたが、今ではほとんど見ることがなくなりました。

景気が下降して、価格破壊が起こり、同時に人件費・材料費が高騰している今、このやり方ではメリットが見えないのではないでしょうか?

プロモーションは、最終的に売上を上げるためはもちろんですが、

少なくとも実施する以上、商品の認知度を上げ、お客様の記憶に残すことは絶対必要条件です。

メリットの多い試食販売ですが、やり方を間違えると失敗に終わってしまうので注意してくださいね。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。
関西で販売員を派遣するセールスプロモーション業務を運営する一方、販売研修や管理職研修、接客実践指導、起業家コンサルティングを全国で展開中。

食品、日用品など数百社1,000アイテム以上のプロモーションに携わり、その中には無名メーカーの商品をわずか1年半で全国シェアNo.1にするなど実績は多数あり。また、女性スタッフを専門とした育成管理歴は20年にのぼり、カリスマ販売員・女性リーダーを多数輩出する。

趣味は楽器(ベース)を弾くこととルアー・フライフィッシング、読書、映画鑑賞。

このブログでは、販売やマネジメントに役立つ情報や日常からいろいろ気付かされることを書いていきたいと思います。
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。
久野 和人

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