【売場のプロが教える店頭販促のコツ】実施する”場”の持つ性質を知る

店舗での販促を考える上で、無視できない重要な要素がいくつかあります。

その一つが販促する”場所”。

なぜ場所が重要なのかというと、

お店の入り口、特設ブース、エンド、レジ前、商品棚・・・それぞれその場での来店者の心理が違うからなんですね。

たとえば、

お店の入り口での販促はとても目立ちます。

来店者が必ず通る特等席でもあります。

でも、真夏や真冬は冷暖房の効いた店内に早く入りたいので立ち止まってもらえない場所でもあるんですね。

特設ブースやエンドと言った場所も販促するには特等席。

スポットが当てられ目立つように設置できる上にスペースも広いので、セット販売やデモンストレーションもしやすくとてもいい。

でも、そのブースまでの導線上に同業種の他の商品がたくさん並ぶ場所があると、ブースに着くまでにすでに買い物かごに他社の商品が入っているので、お客様は改めて比べる気がなくなっています。

商品を戻しに行くのも面倒ですからね。

レジ前は、お客様がレジに並ぶ前の場所か後の場所かで全く状況が違います。

並ぶ前ならまだどんな商品でもじっくり見てくれる。

でも、ひとたび並ぶとそこから離れたくないので手の届く範囲・・・しかも一瞬で判断できるモノでないと売れません。

それぞれの場によって、来店者の心理も違えば、売り方、条件も違ってくる。

これがわかるとわからないとでは売上げは全く変わってきます。

どの場所で、どんな商品を、どんな方法で、誰に、いつ販促するのか?

店舗での販促は3次元な上に、空間の持つ雰囲気があり、そこに人の心理と動きが絡んできます。

その分、ちょっとした状況の変化で大きく成果が違ったり、答えも一つではなかったりします。

でも、だからこそエキサイティングで面白いスペースとも言えます。

「売場は生き物」

店頭販促を考える際には、この言葉を忘れないようにしたいですね。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。
関西で販売員を派遣するセールスプロモーション業務を運営する一方、販売研修や管理職研修、接客実践指導、起業家コンサルティングを全国で展開中。

食品、日用品など数百社の店頭プロモーションに携わり、その中には無名メーカーの商品をわずか1年半で全国シェアNo.1にするなど実績は多数あり。また、女性スタッフを専門とした育成管理歴は20年にのぼり、カリスマ販売員も多数輩出する。

趣味は楽器(ベース)を弾くこととルアー・フライフィッシング、読書、映画鑑賞。

このブログでは、販売やマネジメントに役立つ情報や日常からいろいろ気付かされることを書いていきたいと思います。
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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