マイナスのことにこそ宝物が隠れている【脱コモディティ宣言】

できないことや失敗、苦い経験というのは誰しもが持っています。

人によってはそれは思い返したり、考えたくないことだったりするかもしれない・・・

でも、ここ数年つくづく思うんですが、それって見方やとらえ方を変えればすごい財産だったりするんですよね。

特に、経営で差別化や独自化を考える時、その経験は大きな意味を持つと僕は思っています。

ウチの会社を例にとると・・・、

ウチはメーカーより委託を受け、マネキン販売員の派遣を行っています。

が、通常の派遣会社や紹介所に比べるとずいぶんスタッフ数が少ないのが難点。

だから、大々的にプロモーションをする大手企業のようなところから依頼が来ても対応することができません;

これって、一般的な派遣会社からすればかなりの致命傷です。

といっても、求人広告費をバンバン出せるほど資金がある会社ではないので、少ないなりに別の価値で勝負するしかない。

ここがポイント。

つまり、発想のスタート地点からして他と違うわけです。

だから、当然形成されるスタイルも違うものができあがってきます。

「ないものねだり」でいつまでも固執して考えていたり、嘆いていてもいいことなんて何も起こりません。

それどころか、その他大勢と一緒に価格競争に巻き込まれ、どんどん経営が弱体化していきます。

小さな会社は、いづれどこかの地点で独自のブランディングを明確にし「脱コモディティ化」を図らないと生き残れません。

ウチの場合は、上に書いた難点を踏まえた上で、数年前から『少数精鋭のスタッフで形成する、こだわりの食品を専門に店頭プロモーションする企業』というスタイルをとることにしました。

これは現在、“日本で唯一ウチだけ”の独自のスタイルです。

そうすることで価格を下げることもなく、こちらから営業せずともホームページや口コミだけで毎年依頼を増やすことができるようになっています。

すべての物事は表裏一体。

一見、汚点だとか、不利なように見えるマイナスのことは、実は個性や強みを出すための大事な資産になっている。

今の悩みも裏を返せば、ひょっとしたらそこには大きなチャンスが眠っているかもしれませんよ。

是非、見方を変えて一度じっくり覗いてみてくださいね。

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
有限会社リボン代表。
関西で販売員を派遣するセールスプロモーション業務を運営する一方、販売研修や管理職研修、接客実践指導、起業家コンサルティングを全国で展開中。

食品、日用品など数百社1,000アイテム以上のプロモーションに携わり、その中には無名メーカーの商品をわずか1年半で全国シェアNo.1にするなど実績は多数あり。また、女性スタッフを専門とした育成管理歴は20年にのぼり、カリスマ販売員・女性リーダーを多数輩出する。

趣味は楽器(ベース)を弾くこととルアー・フライフィッシング、読書、映画鑑賞。

このブログでは、販売やマネジメントに役立つ情報や日常からいろいろ気付かされることを書いていきたいと思います。
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。
久野 和人

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