世界最小の派遣会社ですが、何か?

 

素人がリングの上でプロレスラーとまともに戦うとどうなるか・・・

 

これは想像に難くない。

 

まず、かなうわけがない。

マジで殺されそうになる。

 

せめて戦うならリングの外。

その上で相手の隙をつくような作戦でも立てなきゃ勝ち目なんてない。

 

 

実は、これは商売も同じ。

小さな会社が大きな会社と同じようなやり方で対抗していたら、あっという間に潰れちゃう;

 

 

だから、生き残るには違う場所(場外)で隙(盲点)をつくような作戦を立てて挑む必要があるわけです。

 

 

ただこれ、言葉で言うのは簡単でも、実際はなかなか難しかったりする。

既成概念が邪魔して、戦う場所も隙も見つけられなかったりするんだな。

 

 

そういう時は思い切って常識を逆手に取って考えてみるのもいいんじゃないかと思う。

 

発想の転換。

あえて相手の真逆を行ってみるわけです。

 

 

たとえば、ウチの場合・・・

 

最近、商談ではよく自虐的に「世界最小のマネキン派遣会社です」と自社のことを説明しています(笑)

 

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通常、販売スタッフを派遣する会社やマネキン紹介所は随時広告を出して、何百何千人といった大人数のスタッフを登録させ、その中から販売依頼がある日程と都合の合う人を派遣するスタイルにしています。

それに対して、ウチは15~25名(時により変動アリ)の固定メンバーのみ。

 

当然、これだと大手メーカーをはじめとする大量の受注に対応することはできません。

派遣業界の常識から考えるともう致命的です。

 

 

でも、常識を逆手に取ってみるとそこから見えてくるものもあるんです。

 

 

たとえば、一般のマネキン派遣会社は多くの人が登録していますが、1日だけの短期労働者も多く、普段出社することもない登録制なので一人ひとり奥の深い教育や指導、研修はほぼ不可能。

そのため派遣されるスタッフは元々の資質に左右され、個々の販売レベルの差も大きいものになってきます。

 

また、帰属意識の低いスタッフも少なくないのでコミュニケーションは希薄になりがち。

そうなるとモチベーションの管理や情報伝達にも支障が出てくるんですね。

 

まあ、大手メーカーはそれでも知名度の高い商品を扱っているので、個々の技術レベル云々は問わない部分もあるし、プロモーション規模も大きいから「便利さ」や「効率」が最優先ってことでもあるんでそれでも問題はないんですけど・・・

 

ただ、中小・中堅メーカーのような知名度の低い商品を売るには、それではちょっと難しい。

販売スタッフも、ある程度きちんとした接客・販売スキルが必要になってくる。

 

さらにこだわりのある良質なもので価格帯が上がれば上がるほど、それらの重要度は増すため、誰でもいいってわけにはいかない。

 

また、1回1回の店頭販売がシェア拡大に大きな意味を持ってくるので、店舗担当者へのアピールや情報収集力、販売内容が問われてくる。

 

こうなると数か月に1回、暇だから働くといった人では難しくなってくるんだよね。

だから、大所帯の派遣会社はこの手の仕事は嫌がります。

 

 

そこで、それを逆手にとって、ウチは対象を良質な商品を作る中小・中堅の食品メーカーのみに特化。

教育にきちんと目の届く範囲の人数で強いチームを作って、中身の濃いサービスを提供していくというスタンスで今もいろんな取り組みをしています。

 

いわば、ザ・逆噴射企業です(笑)

 

一見、中小・中堅メーカーは大手のような大量の依頼がないので、旨味がないように思いがち。

でも、大量の依頼がストップした時の反動は大きなものだし、そこにあぐらをかいていると会社が傾きかねないという怖さもある。(特に小さな会社がこれを食らうと大ダメージを食う)

それに比べて、小粒な注文でも猛烈に数多く揃えると安定度は増すし、スタッフも多彩な商品の販売を経験すればするほど実力もつきます。

 

さらにその上、スタッフの教育を重視した強いチームづくりや難易度の高い商品を売る経験は、もう一つの事業である販売研修のセミナー講演やコンサルティングでもすごく役に立つ。

 

こういった相乗効果もウチには大きなメリットになっているんですね。

 

 

常識の真逆(リングの外)って意外と誰も注目してないんですよ。

だから、案外隙だらけだったりするんです(笑)

 

 

常識に凝り固まっていると、実際行動に移すには結構勇気が必要かもしれません。

でも、同じリングでプロレスラー相手に戦うことを考えたら・・・

それよりはマシかもしれませんよ。

 

世界最小の派遣会社。

こういうのも意外にわるくないですよ(笑)

 

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
2005年10月に『店頭プロモーションに特化した広告代理店』有限会社リボンを設立。
事業にしても趣味のバンドにしても、個性あるカッコいいスタイルで、ファンに熱く支持されるものを作りたいと日夜爆進中(笑)
現在、全国の企業や団体、商工会議所等で販売に関するセミナー研修も展開中。
このブログでは、そんな日々の中で気付いたことや取組み、あと趣味の度を越えた音楽のことなどを綴っています。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。

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