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【接客販売マル秘テク トークNGワード】「よかったら」と言われると帰りたくなる理由

 

接客販売をしていて一番慎重になるのが「つかみ」の部分。

この最初のとっかかりが悪ければゴールにたどり着くこともない。

そのために身なりや笑顔、醸し出す空気など、来店者に不快感を与えないよう視覚的な要素には特に気をつけないといけません。

 

そして、その最初の視覚的な部分をクリアして、いよいよ接客に入るわけですが、さてあなたならお客様にお声かけする第一声は何て言いますか?

 

大体の人が、

「いらっしゃいませ。よろしければ・・・」とか、

「こんにちは。よかったら・・・」といった言葉で始まることが多いんじゃないかと思います。

 

別にそれでもいいんですが、実は意外にもその言葉・・・使えば使うほど損しているってこともあるんです。

 

何故なら、日本人は特有の美意識として『遠慮』っていうものを持っているから。

 

たとえば、初めての人の家に上げてもらって居間に通され、お茶菓子を出されるとします。

その時に「よかったら食べていってくださいね」といわれて簡単にお菓子に手を出す人がどれほどいるか。

 

まず、ほとんどの人は軽く会釈をするだけで食べないと思うんですね。

その言葉が社交辞令的な挨拶だと知っているし、その方がマナー的にいいと思っているから。

 

だから、初めての店に洋服を見に入っても、店員さんが寄ってきて「よかったら試着していってくださいね」と声をかけてきた途端にテンションが下がったりする。

買わないかもしれないのに、試着だけするのは失礼だと思っちゃうからなんです。

 

試食販売でも「よかったら食べていってください」って言われて喜んで食べに行くのは、小さい子供か試食魔くらい。

いわゆる世間的な常識(?)がある大人は「食べたら買わないと失礼だ」と思ってしまうんです。

 

つまり、「よかったら」といわれると、『遠慮』という虫が騒ぎ出して、どうにもその場から去りたくなってくるんですね。

 

だから、売り手はその先回りをしてお声かけをする方がお客様としては助かるんです。

 

試食販売なら「今日は食べるだけで結構なんで、ぜひ味見だけでもしていってください」とか、

アパレル販売なら「どんどん脱ぎ捨てていってもらって構いませんので、気になるものがあれば試着していってくださいね。片づけはこちらでやっておきますので」とか、

とにかく、自分の業種に置き換えていろいろ考えてみる。

 

『遠慮』という感情を振りほどく・・・これができると「つかみ」の技術は向上します。

 

お客様から見れば、自分が勤めるそのお店は初めて上がる他人の家と同じなんだってことですね。

 

 

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久野 和人

久野 和人

代表取締役有限会社リボン
2005年10月に『店頭プロモーションに特化した広告代理店』有限会社リボンを設立。
事業にしても趣味のバンドにしても、個性あるカッコいいスタイルで、ファンに熱く支持されるものを作りたいと日夜爆進中(笑)
現在、全国の企業やイベント、商工会議所で販売に関するセミナー研修を展開中。
このブログでは、そんな日々の中で気付いたことや取組み、あと趣味の度を越えた音楽のことなどを綴っています。
時には役立つことや元気を与えることもあるかも(笑)
興味のある人は気楽に見ていってくださいね。
久野 和人

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